低用量ピルといえばダイアン35

ダイアン35の副作用について解説します

ダイアン35の副作用

ダイアン35は非常に優れた抗男性ホルモン作用を持つ低用量ピルですが、効果が強い分副作用も非常に多く存在しています。

副作用として現れる症状の数は非常に多く、症状の中には循環器系の異常により命を落とす恐れがある症状も存在しています。

安全な服用を行うために重要な事は「危険だから使用しない」という選択を取るのではなく「危険を知り、備えた上で使用する」という事です。

ダイアン35にはどういった副作用があるのか、そして使用において発生し得るリスクにはどういったものがあるのかを知ってみましょう。

主な副作用

最初に紹介するのは主な副作用として取り上げられる症状です。

以下で紹介する副作用はダイアン35特有のものではなく、ホルモン製剤を配合した低用量ピル全般に見られる症状となっています。

まず具体的な症状としては頭痛、乳房の緊満感や痛み、悪心や嘔吐、不正性器出血といった症状があります。

これらの症状というのは、体内のホルモンバランスがダイアン35の服用によって本来の状態から変動し、一時的に異常を来すことによって起こる副作用となります。

したがって、1ヶ月から2ヶ月程ダイアン35を使用し、身体が女性ホルモンの変動に順応した際には症状が治まります。

仮に症状が治まらずに3ヶ月以上継続した場合、使用されている成分が身体に合っていない可能性があるため、使用を中断し他の低用量ピルへの切り替えを行う必要があるので、注意をしましょう。

血栓症のリスク

次に紹介するのはダイアン35の特徴でもある「血栓症」という症状のリスクについてです。

血栓症という症状は血管内部を流れる血液が凝固することによって、血管の内部に対して栓をしたように塞いでしまう症状です。

この血栓症という症状も低用量ピルを使用した際に発生する副作用の1つとして知られています。

低用量ピルに使用されているホルモン製剤には血液が凝固しやすい状態にする働きがあるため、ダイアン35をはじめとする低用量ピルの服用時には、こういった副作用が発生しやすくなります。

血栓症の発症率自体は健康体であり、低用量ピルの使用に対して注意が必要である、もしくは使用が禁止されているという場合でなければ、発生確率は非常に低くなります。

しかし使用に注意が必要、もしくは使用が禁止されている人物が使用した場合、血栓症の発症リスクは大幅に上昇します。

ダイアン35の場合、健康体であっても他の低用量ピルと比べて血栓症の発症率は少々高い状態になり、使用上の注意が必要もしくは使用が禁止されている人物が使用した場合、更に血栓症の発症率が高くなります。

したがって、ダイアン35は低用量ピルの中でも特に血栓症に対しての対策を行う必要があると言われています。

対策方法としては血液が凝固しやすい状態にあるのを解消する医薬品の服用、水分を多く摂取し血液の水分量を増やすといった方法があります。

ダイアン35を使用する際にはこういった方法での血栓症対策を怠らないようにしましょう。

男性が服用した場合のリスク

MtFの人物が肉体の性を女性に変える際にダイアン35が使用される場合がありますが、その際には多くのリスクが発生することになります。

まず血栓症の危険度が女性の服用時よりも高まります。

そして同時に、心不全や心筋梗塞、脳梗塞といった症状の発症率の上昇や、高プロラクチン血症発現の恐れがあります。

そして肝機能障害発生の確率上昇、乳汁の分泌や下垂体腺腫の発症率上昇、血色素の現象による貧血の発生、抑うつ気分や情緒不安定といった精神症状、そして体重の増加などがあります。

以上のような症状がダイアン35の使用によって発生する恐れがあります。

これらの症状というのは、発症率の上昇といった表現を使用しましたが発生率といったもので見るとそこまで過剰に高いものではありません。

したがって、ダイアン35を男性が服用した際には必ず起こる、といった認識は誤ったものであるため、注意しましょう。

発症率が高い副作用としては、消化器系の異常や症状があります。

内容としては悪心や嘔吐、下痢といった症状です。

これらの症状も体内の女性ホルモン量が増加し、ホルモンバランスが乱れる事によって起こる症状です。

女性がダイアン35を服用した際にも起こる症状は、男性の場合は大きくホルモンバランスが変化するため、副作用も強くそして比較的長く現れる可能性があります。

ダイアン35を使用する際にはこれらの比較的軽度の症状に対しても注意を払った上で使用を開始するようにしましょう。

まとめ

ダイアン35は体内のホルモンバランスを変動させるような働きがある医薬品のため、服用の際には身体に対して多くの影響を与え、副作用が現れるようになります。

副作用の症状には多くの症状があり、軽度のものであれば吐き気や嘔吐、頭痛といった症状で、重度のものになると血栓症といった重大な症状になります。

また、男性が女体化作用を目的に使用した際には血栓症といった重度の症状が現れる確率も高まり、軽度の副作用も長く続く恐れがあります。

そのため、服用の際には血栓症に対しての対策を行うなどの注意をはらいながら使用するようにしましょう。