低用量ピルといえばダイアン35

低用量ピルの種類を解説します

低用量ピルの種類について

低用量ピルと呼ばれる医薬品には多くのものがありますが、これらの医薬品というのは使用されている成分などによって種類分けが行われています。

そして成分の違いなどによる種類分けというのは、ただ単に何を使用しているかを判断するだけではなく、使用時の注意点やメリットといった点を見分ける際にも非常に便利な指標となります。

低用量ピルを購入する際には「世代」「相性(あいせい)」といった点、そして配合成分量によって変わる「低用量ピル」と「中用量ピル」という2種類の医薬品にある差というものについて知りましょう。

世代とは

まず紹介するのは「世代」と呼ばれるものについてです。

この世代というのは、ピルの有効成分として配合されている黄体ホルモンの種類としてどういったものが使用されているか、という指標になります。

ピルの世代には第1世代から第4世代まで存在しており、それぞれ順にノルエチステロン、レボノルゲストレル、デソゲストレル、ドロスピレノンという物質が使用されています。

これらの成分の違いというのは、服用時に発生する副作用にも影響を与えます。

したがって、特定のピルを使用した際には発生しやすい副作用が他の世代のピルでは発生しにくくなっているなど、改良が加えられています。

しかし改良がされているから優れているということはなく、人それぞれ最も相性の良い世代は異なっています。

そのため、低用量ピルを選ぶ際には各世代の特徴について把握し、身体にあったものを探した上で、使用するものを決定する必要があります。

相性(あいせい)とは

次に紹介するのは「相性(あいせい)」と呼ばれるものです。

この相性というのはどういったものかというと、これは低用量ピルの成分量を示す言葉です。

低用量ピルには黄体ホルモンと卵胞ホルモンを人工的に創りだしたホルモン製剤が配合されていますが、このホルモン製剤の配合バランスが変化するか否かで相性は変化します。

例えば服用初日から1周期目の最終日まで変化しない製品の場合「1相性」とよばれる種類の低用量ピルになります。

しかし初日から最終日までの7日間で3回成分の配合量が変化する場合、そのピルは「3相性」と呼ばれます。

成分配合量が変化するピルの場合、服用する錠剤を間違えてはいけないという注意点があります。

しかし身体のリズムに応じたホルモン分泌量の周期とホルモン製剤の配合量がバランスよく変化していくため、身体に対して掛かる負担が非常に少なく、副作用も発生しにくいと言われています。

低用量ピルと中用量ピルの違い

最後に低用量ピルと中用量ピルの違いについてです。

これら2つのピルというのは、配合されている成分に対してそこまで大きな違いといったものは存在していませんが、有効成分の1つである卵胞ホルモンの含有量に大きな違いがあります。

低用量ピルは卵胞ホルモンが30~35μgほど配合されていますが、中用量ピルはそれよりも多くの卵胞ホルモンが配合されています。

中用量ピルは低用量ピルと違い、避妊を目的として使用するのではなく、女性ホルモンが関係する症状の治療を行う際に使用します。

したがって、低用量ピルを使用した避妊とは使用目的そのものが大きく違っているということを知っておきましょう。

具体的な使用目的としては、月経困難症や月経過多、子宮内膜症、卵巣機能不全といったものがあります。

まとめ

ダイアン35のような低用量ピルとよばれる医薬品には、配合されている成分の違い、そして服用周期内で成分が変化するかどうか、といった点によって「世代」と「相性」が変化します。

したがって、低用量ピルを使用する際にはこれらの成分の違いや変化といった点について把握し、自らの体質などに合ったものを使用する必要があります。

また。配合されている卵胞ホルモンの量によってピルというのは低用量ピルや超低用量、そして中用量といった3つのものに分けることができます。

使用目的に合った用量、そして世代と相性のピルを選んで使用し、身体の不調や悩みを解消しましょう。